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進行尿路上皮がんへのEV+ペムブロでQOLを維持

EV-302試験の患者報告アウトカム

2024年06月11日 18:08

157名の医師が参考になったと回答 

 未治療の局所進行・転移性尿路上皮がん(la/mUC)に対する一次治療としての抗Nectin-4抗体微小管阻害薬複合体エンホルツマブ ベドチン+抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(EV+P)併用療法については、昨年(2023年)の欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2023)で国際共同第Ⅲ相試験EV-302の主解析結果が報告され、標準治療(プラチナ製剤ベースの化学療法)と比べて無増悪生存(PFS)および全生存(OS)の大幅な改善効果が示された。米・Cleveland ClinicのShilpa Gupta氏らは米国臨床腫瘍学会(ASCO 2024、5月31日~6月4日)で、同試験の患者報告アウトカム(PRO)データを発表。EV+P併用療法ではQOLおよび身体機能が維持されたと報告した(関連記事:「未治療の進行尿路上皮がんに新たな選択肢」)。

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