フィブラート系が糖尿病網膜症の進行抑制
2024年07月09日 11:49
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脂質異常症治療薬として開発されたフェノフィブラートが、プラセボに比べて早期の糖尿病網膜症/黄斑症の進行を有意に抑制することが、眼への影響を主要評価項目に設定した初のランダム化比較試験(RCT)で証明された。英・University of OxfordのDavid Preiss氏らが、英国立衛生研究所(NIHR)の助成を得て実施したLENS※1試験により明らかになったもので、結果は第84回米国糖尿病学会(ADA 2024、6月21~24日)で発表、N Engl J Med Evidence(2024年6月21日オンライン版)に同時掲載された。