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第111回日本精神神経学会学術総会レポート

学校現場は精神科医の助けを求めている/日本精神神経学会シンポジウムから

 精神疾患の多くは半数以上の例が学齢期に初発することが近年の疫学研究から明らかにされている。思春期に問題となる疾患の多くが精神疾患であることも知られている。子供たちが日常の大半を過ごすのが学校であり,学校現場がさまざまな精神保健問題を抱えていることは想像に難くない。一方,精神保健・医療の専門家である精神科医と...

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てんかん患者の精神症状に対するECTの現状を海外文献でレビュー

 電気痙攣療法(ECT)は1938年に統合失調症の治療法として開発されたが,背景には「痙攣(≒てんかん)と統合失調症(≒精神症状)は拮抗する」との仮説があった。今は希死念虜を伴う重症のうつ病や統合失調症で施行されるECTだが,その他の精神神経疾患で有用性を示す報告が相次いでいる。では,てんかん患者の精神症状に...

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ストレスチェック制度は職場メンタルヘルスの在り方を根本から変える/日本精神神経学会から

 2014年6月の労働安全衛生法改正により,メンタルヘルス不調の一次予防を主目的とした「ストレスチェック制度」が創設された。施行日は今年(2015年)12月1日とされているが,その運用や事後措置に関する課題が山積している。第111回日本精神神経学会学術総会(6月4〜6日,会長=奈良県立医科大学精神医学講座教授・岸本年史氏)の...

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