メニューを開く 検索

第32回米国睡眠学会(SLEEP)2018レポート

第32回米国睡眠学会(SLEEP2018 2018年6月2日〜3日/ボルティモア)のレポートをご覧いただけます

未就学児の一律の昼寝習慣はNGか

未就学児の一律の昼寝習慣はNGか

 日本において、在園時間の短い幼稚園では昼寝(午睡)が一般的ではない一方、保育園では日課として実施されてきた。しかし近年、昼寝が夜間睡眠に悪影響を及ぼすなどの指摘や、小学校入学後の生活リズムに慣れさせる目的などから、未就学児の昼寝の在り方を見直す動きが広まっている...続きを読む

不眠症向けのデジタル認知行動療法

 不眠症に対する認知行動療法(CBT-I;Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)については豊富なエビデンスが集積されており、その効果は短期的だけでなく10年の長期にわたりその効果が持続することが報告されている(関連記事)。近年、インターネットを用いたデジタル認知行動療法(dCBT-I;digital CBT-I)が開発され、短期的な不眠症の改善効果が示されている...続きを読む

あの薬剤で「時差ぼけ」改善

 海外旅行者を悩ませる、いわゆる「時差ぼけ」。医学的には「Jet Lag Disorder(JLD)」という、概日リズム睡眠障害の1つに分類される。現在までに、米食品医薬品局(FDA)により承認されたJLD治療薬はないが...続きを読む

高齢者の昼寝時間と認知症リスク

 高齢者では昼寝の習慣は一般的だが、昼寝は夜間睡眠に悪影響を及ぼすことや健康アウトカムが反比例する可能性が指摘されている。米・University of California, San FranciscoのYue Leng氏らは...続きを読む

ナルコレプシー・OSAの新薬で長期効果を確認

 ナルコレプシーおよび閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の主な症状の1つである「過度な眠気」に対する治療薬として、開発が進められているsolriamfetol。米食品医薬品局(FDA)の希少疾病用医薬品指定を受け、承認審査中だ...続きを読む

日本発デバイスでOSAが改善

 使い捨てタイプの鼻腔挿入デバイス(nasopharyngeal airway stent;NAS、商品名ナステント)は、いびきや閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の改善を目的として、日本で開発された(関連記事)。これまでにOSA患者やいびき症者を対象に国内で実施された小規模研究から、OSAにおける無呼吸低呼吸指数(AHI)の低下やいびきの有意な改善などが認められている...続きを読む

中程度の湯温での入浴が睡眠を改善

 現代の日本人は入浴をシャワーのみで済ませることが多いが、湯船に漬かって体を温めることは良質な睡眠の秘訣ともいわれる。しかし、その温度はどれくらいがよいのかー。奈良県立医科大学総合医療学講座(西尾健治教授)の田井義彬氏らは、「平城京スタディ※」の参加者を対象に入浴が睡眠の質に及ぼす影響について検討...続きを読む

ワンクリックアンケート

お盆はお墓参り・掃除に行かれますか?

トップ »  第32回米国睡眠学会(SLEEP2018)レポート