メニューを開く 検索

第55回日本痛風・尿酸核酸学会

難治性痛風の治療に風穴開けるIL-1阻害薬

 関節周囲に沈着した結晶により引き起こされる関節炎である結晶沈着性関節炎(結晶誘発性関節炎)。中でもよく知られているのが痛風やいわゆる偽痛風である。いずれも通常は既存薬で十分対応できるが、一部に効果不十分、合併症や副作用が原因で投与できない難治例が存在する。複十字病院(東京都)膠原病リウマチセンターセンター長の谷口敦夫氏は、第55回日本痛風・尿酸核酸学会(2月17~18日、ウェブ開催)で、難治性の結晶沈着性関節炎に対する新たな治療薬候補となるインターロイキン(IL)-1阻害薬の特徴...

女性は豆腐類の摂取が多いと尿酸値低下

 高尿酸血症は食事との関連が深く、肉や魚介類を過剰に摂取すると尿酸値が高くなることが知られている。山形大学大学院研究科公衆衛生学・衛生学講座の今田恒夫氏、鈴木奈都子氏らの研究グループは、国内の地域住民を対象に血清尿酸値と食品の種類、摂取量との関連を検討。女性では豆腐類を多く取るほど血清尿酸値が下がることを...

新規尿酸降下薬ドチヌラドの特徴と推奨患者像

 高尿酸血症の薬物治療は病型に応じて選択することが推奨されているが、臨床現場ではフェブキソスタットなどの尿酸生成抑制薬が広く普及しているのが現状だ。別のクラスの尿酸降下薬には古くから使用されている尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロンなど)があるが、まれだが重篤な肝障害が起きる懸念があるため使用頻度は低い。そうした中、新規の尿酸排泄促進薬ドチヌラドが2020年に登場し、有用性が期待されている。大阪市立大学代謝内分泌病態内科学講師の藏城雅文氏は、...

ワンクリックアンケート

お盆はお墓参り・掃除に行かれますか?

トップ »  第55回日本痛風・尿酸核酸学会